バッテリー等の上手な使い方
バッテリーをより長時間/長寿命で使うために知っておいていただきたいことについて説明します。
取り扱いについて
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バッテリーパックおよび本機のコネクター部分に触れないでください。
コネクターが汚れたり、損傷したりすると、接触が悪くなったり、十分に充電できなかったりすることがあります。
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バッテリーパックをぬらさないでください。
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万一、破損によって電解液が流出し、目に入った場合は、直ちに大量の水で洗い流して医師にご相談ください。
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バッテリーパックは取り付けたままでお使いください。
ACアダプターを接続している場合でも、バッテリーパックは取り外さないでください。バッテリーパックを取り外したままお使いになると、本機のコネクターなどにほこりがたまり、故障の原因になります。
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バッテリーパックを、極端に高温な場所、または通常は立ち入らない高地のような極端に低い気圧の中で、充電、使用、放置しないでください。
爆発や可燃性液体の漏れの原因になります。
充電/放電について
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工場出荷時は、バッテリーパックは充電されていません。
お使いになる前に、必ず充電してください。ACアダプターを接続すると自動的に充電が始まります。
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本機の電源の状態や温度によって充電時間および放電時間は変わります。
本機の電源が入っている状態では満充電までの時間が長くなります。短時間で充電するためには本機の電源を切るか、スリープ状態または休止状態にしてください。
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温度の高い場所では満充電までの時間が長くなります。また、温度の低い場所では満充電までの時間は長くなり、放電時間は短くなります。
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本機では過充電を防ぐため、満充電後はバッテリーの残量が94%以下になるまでは、再充電ができません。
再度充電するには、バッテリーの残量が94%以下になるまで放電してから充電するようにしてください。
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通常の充電/放電時に多少温かくなりますが、異常ではありません。
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充電には以下の充電モードの切り替えが可能です。(
「Fnキーを使う」の【Fn】+【F9】)
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充電優先モード(工場出荷時の設定):
バッテリー残量が約50%以下の場合、CPUの最大性能を制限することにより、充電時間を短縮できます。
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通常モード:
充電時間を短縮するための制御を行いません。
メモ-
充電モードを切り替える方法はPanasonic PC Hubで設定できます。
詳しくは、Panasonic PC Hubのマニュアルをご覧ください。
(Panasonic PC Hub)
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バッテリーパックの保管場所
バッテリーパックを保管するときは、10℃~30℃の場所に保管してください。炎天下の閉めきった車内や温度の高い場所でバッテリーパックを保管すると、劣化が進みます。
長期間、本機を使わない場合
バッテリーパックを本機に取り付けておいた場合、本機の電源が切れた状態でも少しずつ放電されます。この状態が長期間(数カ月以上)続くと、バッテリーが過放電状態になり性能が劣化する可能性があります。
本機を長期間(約1カ月以上)使わない場合は、バッテリーパックの性能維持のため、満充電(100%)の3~4割程度の充電状態で本機を冷暗所に保管してください。
半年に1回程度、満充電(100%)の3~4割程度の充電状態にしてください。