指紋センサーの使い方(指紋センサー搭載モデルのみ)
パスワードを入力する代わりに、指紋センサーの認証機能でサインインできます。

指紋センサーの認証機能
指紋センサーは次の認証機能を利用できます。
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指紋認識サインイン
指紋認識によるWindows サインイン、コンピューターのロック解除を行います。
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起動前認証
コンピューターの起動時にスーパーバイザーパスワードの認証を行います。(
セットアップユーティリティで起動時のパスワードを設定する)
※セットアップユーティリティを起動する場合は指紋センサーで認証できません。スーパーバイザーパスワードまたはユーザーパスワードを入力してください。
詳しくは「指紋認識(Windows Hello)を使う」をご覧ください。
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指紋認識ご使用時のセキュリティについて
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指紋認識技術は完全な本人認証や識別を保証するものではありません。指紋認識を使ったこと、または使えなかったことにより発生した損害については、当社では一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
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指紋センサーの誤動作によるデータの紛失については、当社では一切責任を負いかねます。
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個人を特定する十分な情報が指紋にないときなどは、登録ができない場合があります。
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指紋データの消去
次の消去方法があります。
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アカウントの指紋認識(Windows Hello)をやめる場合:
Windows Hello指紋認識の設定画面で、[削除]をクリックする。(
指紋認識(Windows Hello)を使う)
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アカウントの指紋認識(Windows Hello)、顔認識(Windows Hello)をやめる場合:
Windows Hello暗証番号(PIN)を削除する。(
PIN(Windows Hello)を使う)
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コンピューターを譲渡または廃棄するためにすべての指紋データを消去する場合:
セットアップユーティリティで指紋データを消去する。(
指紋データを消去する(指紋センサー搭載モデルのみ))
使用上の注意
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次のことを行わないでください。指紋センサーの不具合や破損の原因になります。
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表面を硬いものでこすったり、ひっかいたり、先のとがったものでつついたり、小さいもので表面を傷つけたりする。
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泥などで汚れた指で触る。
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表面をシールで覆ったり、汚したりする。
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次の場合、指紋センサーの感度が悪くなったり、登録や認証が行われなかったりする場合があります。
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指紋センサーの表面がほこりや皮脂、汗で汚れている場合
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指紋センサーの表面が湿気や結露によりぬれている場合
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指が湿っていたり、極度に乾燥していたりする場合
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指に傷や炎症がある場合
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指紋が摩耗して、溝が浅くなっている場合
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指紋センサーにタッチするときにスライドした場合
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指紋センサーにタッチする力が弱い場合
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お風呂上がりなどで指がふやけている場合
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太ったりやせたりして指紋が変化した場合
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次の方法を行うと、指紋センサーの感度が回復する場合があります。
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柔らかい布などで、指紋センサーをふく。
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手を洗ったりふいたりする。
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別の指を使って、登録や認証を行う。
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極度に乾燥しているときは、ハンドクリームで指を手入れする。
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静電気により、指紋センサーが誤動作する場合があります。静電気を起こさないようにするためには、指紋センサーに触る前に、金属の表面を触って静電気を取り除いてください。特に冬などの乾燥した状態では、静電気に気を付けてください。
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指紋センサーの故障などにより修理を依頼された場合、修理内容によっては保存されているパスワードなどがリセットされる場合があります。あらかじめご了承ください。