<指紋センサー内蔵モデルのみ>
使用上のお願い
指紋認証ご使用時のセキュリティについて
- 指紋認証技術は完全な本人認証や識別を保証するものではありません。指紋認証を使ったこと、または使えなかったことにより発生した損害については、当社では一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
- 指紋センサーの誤動作によるデータの紛失については、当社では一切責任を負いかねます。
- 個人を特定する十分な情報が指紋にないときなどは、登録ができない場合があります。
- 他社製アプリケーションソフトとの相互運用への保証はありません。
- 指紋認証には指紋データやパスワードを使用します。これらを紛失すると本機を使用できなくなることがありますので、安全な場所にデータを保管してください。
指紋センサーの取り扱いについて
- 次のことを行わないでください。指紋センサーの不具合や破損の原因になります。
- 表面を硬いものでこすったり、ひっかいたり、先のとがったものでつついたり、小さいもので表面を傷つけたりする。
- 泥などで汚れた指で触る。
- 表面をシールで覆ったり、汚したりする。
- 次の場合、指紋センサーの感度が悪くなったり、登録や認証が行われなかったりする場合があります。
- 指紋センサーの表面がほこりや皮脂、汗で汚れている場合
- 指紋センサーの表面が湿気や結露によりぬれている場合
- 指が湿っていたり、極度に乾燥していたりする場合
- 指に傷や炎症がある場合
- 指紋が摩耗して、溝が浅くなっている場合
- スライドが速すぎたり遅すぎたりする場合
- お風呂上がりなどで指がふやけている場合
- 太ったりやせたりして指紋が変化した場合
- 次の方法を行うと、指紋センサーの感度が回復する場合があります。
- 柔らかい布などで、指紋センサーをふく。
- 手を洗ったりふいたりする。
- 別の指を使って登録や認証を行う。
- 極度に乾燥しているときは、ハンドクリームで指を手入れする。
- 静電気により、指紋センサーが誤動作する場合があります。静電気を起こさないようにするためには、指紋センサーに触る前に、金属の表面を触って静電気を取り除いてください。特に冬などの乾燥した状態では、静電気に気を付けてください。
- 指紋センサーの故障などにより修理を依頼された場合、修理内容によっては保存されているパスワードなどがリセットされる場合があります。あらかじめご了承ください。
設定するパスワードについて
ログオンパスワードを忘れると、本機やWindows が使用できなくなりますので、絶対に忘れないでください。
指紋認証機能とは
指紋認証機能を使用すると、コンピューターや認証が必要なWeb サイトへログオンするときに、パスワードの入力を指紋認証に置き換えて、セキュリティと利便性を向上することができます。
- 指紋認証機能を使うには、指紋認証ユーティリティを使用してください。
指紋認証ユーティリティでできること
指紋認証の初期設定を行う
指紋認証を使うまでの流れ
本機で指紋認証ユーティリティを使うには、以下の手順で操作してください。
Windowsのユーザーアカウントとパスワードを設定する
▼
管理者の権限でWindowsにログオンし、指紋認証ユーティリティ(DDS EVE FA Standalone for Panasonic)をセットアップする
▼
本機を使用するユーザーアカウントでログオンし、指紋の登録を行う
指紋センサーの位置について
ステップ1 ユーザーアカウントとパスワードを設定する
指紋認証を使用するユーザーアカウントとWindows のログオンパスワードをすでに設定している場合は、次の「ステップ2 指紋認証ユーティリティ(DDS EVE FA Standalone for Panasonic)をセットアップする」に進んでください。
指紋認証を使用するユーザーアカウントを設定していない場合は、新しくユーザーアカウントとパスワードを設定してください。
お知らせ
ステップ2 指紋認証ユーティリティ(DDS EVE FA Standalone for Panasonic)をセットアップする
- 管理者権限でWindows にログオンする。
標準ユーザーでログオンしている場合は、ログオフし、管理者の権限で再度ログオンしてください。
- 実行中のすべてのアプリケーションソフトを終了する。
(スタート)をクリックし、[プログラムとファイルの検索] に [c:\util\fgrprint] と入力して≪Enter≫を押す。
- 「FSAInstaller_XXXXXXXXXXXX」をダブルクリックする。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい] をクリックしてください。
- 画面に従って操作する。
Windows 開始時のログオン画面の置き換えについて確認メッセージが表示されたら、「はい」を選んでください。
- 再起動後、ユーザーを選択する画面が表示された場合は、ログオンするユーザーをクリックする。
認証画面が表示されたら、[パスワード入力] をクリックしてください。
- ログオン画面のパスワード欄にWindowsパスワードを入力し、[OK] をクリックする。
ステップ3 指紋を登録する
ステップ3-1 指紋登録を開始する
「指紋情報が登録されていません」画面が表示されたら、[登録する] をクリックしてください。
[登録しない] をクリックした場合は、以下の操作で指紋登録ツールを起動できます。
- 指紋を登録するユーザーのアカウントでWindowsにログオンする。
- デスクトップ右下の通知領域にある
をクリックし、タスクトレイの
をクリックして、[指紋登録ツール] をクリックする。
ステップ3-2 Windows のログオンパスワードを入力する
「指紋登録ツール- ユーザー登録」画面が表示されたら、Windows のログオンパスワードを入力し、[次へ] をクリックする。
ステップ3-3 指紋データを登録する
- 登録する指のボタンをクリックし、[次へ] をクリックする。
お知らせ
- 必ず指を2本以上登録してください。もし1本の指をけがした場合でも、他の指を使用することができます。
- 指紋センサーで指紋を入力する。
1本の指につき3回以上入力します。指紋が登録されると「進捗」が緑色に点灯します。
「進捗」が3か所すべて緑色になると、「正常に指紋が認識されました」のメッセージが表示されます。
お願い
- [次へ] をクリックし、1 本目と同様の手順で2 本目の指を登録する。
- 2本目の指の登録が終わったら、 [完了]をクリックする。
さらに指を登録する場合は、「指紋の追加/ 変更/ 削除を行う」にチェックを入れて [ 次へ] をクリックし、同様の手順を繰り返してください。
- [OK] をクリックする。
指紋認証ユーティリティの使い方
指紋認証ユーティリティの詳しい使い方、トラブルシューティングや制限事項などについては、本機にインストールされている電子マニュアル(EVE FA Standalone Help)をご覧ください。
電子マニュアル(EVE FA Standalone Help)を表示するには、下記の手順を行ってください。
(スタート)- [すべてのプログラム] をクリックし、「DDS」の[EVE FA Standalone Help] をクリックする。
指紋認証ユーティリティをアンインストールする
以下の手順で指紋認証ユーティリティをアンインストールしてください。
(スタート)- [ コントロールパネル] をクリックする。
- コントロールパネルの[プログラムのアンインストール]をクリックし、プログラム一覧から「EVE FA Standalone for Panasonic (xxx) x.x.x.xxxxx」をダブルクリックする。
( x.x.x.xxxxx はバージョン番号)
画面の指示に従って操作してください。
- 指紋データなどのユーザー情報を今後利用する場合は、「データをすべて削除するか」というメッセージが表示されたときに[いいえ]を選択する。完全に削除する場合は[はい]を選択する。
- 画面の指示に従って操作する。