Wi-Fi(無線LAN)を使う
無線LANを使用するときは次の点にご注意ください。
使用上のお願い
無線LANアンテナを経由して通信が行われます。
アンテナ部を手で覆うなど、電波の妨げになるようなことはしないでください。

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電子レンジなどと同時に使用すると、通信速度が低下する場合があります。無線LAN対応の機器どうしは近い距離で使用することをお勧めします。
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同じ周波数帯を多くの機器が使用した場合、通信速度が低下することがあります。
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Bluetoothと混在する環境で使用した場合、IEEE802.11b/g/n/axの通信速度が低下することがあります。
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5.2 GHz帯(W52)を使って登録局と通信を行う場合を除き、5.2 GHz/5.3 GHz帯(W52/W53)/6 GHz帯を使って屋外で通信を行うことは、電波法で禁止されています。無線LANがオンの状態で本機を屋外で使用する場合はあらかじめ2.4 GHz帯に設定してください。
設定方法は、「Wi-Fi(無線LAN)の周波数帯を切り替える」をご覧ください。
Wi-Fi(無線LAN)機能をオンにする
無線LANを使用する前に、次のとおり無線LAN機能がオンであることを確認してください。
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ネットワーク アダプターの「Wi-Fi」が[Enable](
ネットワーク アダプターをオン/オフする)
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機内モードが[オフ]
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機内モードの「Wi-Fi」が[オン]
無線機能のオン/オフについて、詳しくは「無線機能の電源を入れる/切る」をご覧ください。
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機内モードに「Wi-Fi」が表示されない場合は、次の手順でセットアップユーティリティの「Wi-Fi」を[有効]に設定してください。
「Wi-Fi」を[無効]に設定していると、機内モードに「Wi-Fi」が表示されません。(初期設定は[有効]です。)
※「Wi-Fi」は、同じ項目にある「Bluetooth」を[無効]に設定した場合にだけ変更できます。
「Bluetooth」を[有効]に設定すると、「Wi-Fi」は自動的に[有効]となり変更できません。セットアップユーティリティの「Wi-Fi」を[有効]にする
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(スタート)-
(設定)をクリックする。
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Windowsの「設定」の左のメニューから
(システム)をクリックして、右の
(回復)をクリックする。
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「PCの起動をカスタマイズする」の[今すぐ再起動]をクリックする。
確認メッセージが表示された場合は、内容を確認して[今すぐ再起動]をクリックします。
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[トラブルシューティング] - [詳細オプション] - [UEFIファームウェアの設定] - [再起動]をクリックする。
パソコンが再起動して、セットアップユーティリティ画面が表示されます。
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【←】【→】で[詳細]を選ぶ。
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【↑】【↓】で[無線設定]を選び、【Enter】を押す。
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【↑】【↓】で「Wi-Fi」を選択する。
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【F5】【F6】で[有効]に切り替える。
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【F10】を押す。
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[はい]を選んで、【Enter】を押す。
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Wi-Fi(無線LAN)の周波数帯を切り替える
5.2 GHz帯(W52)を使って登録局と通信を行う場合を除き、5.2 GHz/5.3 GHz帯(W52/W53)/6 GHz帯を使って屋外で通信を行うことは、電波法で禁止されています。無線LANがオンの状態で本機を屋外で使用する場合はあらかじめ2.4 GHz帯に設定してください。
(スタート)- [PC Hub] - [デバイス] - [ネットワーク]をクリックして、使用する周波数をクリックして選択してください。
クリックした項目にマークが付きます。
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パソコンがアクセスポイントと通信しているときに周波数帯を切り替えると、一時的に通信が途切れることがあります。
セキュリティ対策を行う
無線LANでは電波を使ってデータを送受信するため、悪意のある第三者によってデータの盗聴やフラッシュメモリードライブ内への不正なアクセスを受ける可能性があります。
これらのトラブルを防ぐために、無線LAN機能をお使いの場合は、以下を設定しておくことをお勧めします。また、その他のセキュリティ対策も忘れずに行ってください。詳しくは、「セキュリティについて」をご覧ください。
安全性がより高い暗号化規格を採用する
推奨のアクセスポイントとの通信で、セキュリティの安全性が一番高い暗号化規格は「WPA3」です。
アクセスポイントとパソコンの両方がこの規格に対応している必要があります。設定した暗号化キー(セキュリティキーなどとも呼ばれる)によって通信内容が暗号化されるので第三者に解読されるのを防ぐことができます。
規格名 | 内容 | 安全性 |
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WPA3 | WPA2を拡張した最新の暗号化方式。 | 高い![]() 低い |
WPA2 | 暗号化方式にAES を採用した暗号化方式。 TKIPにも対応可能。 |
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WPA | 暗号化方式にTKIPを採用した暗号化方式。 | |
WEP | 無線LAN 初期の暗号化方式で、解読が容易。 |
ネットワーク名(SSID)を通知させない
ネットワーク名(SSID)の存在を隠すと、他人にアクセスポイントの存在がわからなくなるので、第三者からの不正アクセスを防ぐことができます。ネットワーク名(SSID)の通知機能の名称はアクセスポイントのメーカーによって異なります。
(例:Any接続、ステルス機能、SSIDブロードキャストなど)
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アクセスポイントによっては、初期設定でネットワーク名(SSID)を通知させない設定になっていることがあります。
MAC アドレスによる接続制限をかける
アクセスポイントに登録されたMAC アドレスを持つ機器のみの接続を許可するセキュリティ対策が利用できます。このセキュリティ機能の名称は、アクセスポイントのメーカーによって異なります。
(例:MAC アドレスフィルタリングやMACアクセス制限など)
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本機の無線LAN のMACアドレスは「MACアドレスがわからない」をご覧ください。