Wi-Fi(無線LAN)アクセスポイントと通信ができない

次のような原因が考えられます。順番に確認してください。

設定を変更した場合は、パソコンと無線LANアクセスポイントを再起動し、通信できるかどうか確認してください。

IPアドレスが正しく取得できていない

システム トレイにが表示されている場合は、次の手順でトラブルシューティングを実行してください。

  1. (スタート)- (設定)をクリックする。

  2. Windowsの「設定」の左のメニューから(システム)をクリックして、右の(トラブルシューティング)をクリックする。

  3. [その他のトラブルシューティング ツール]をクリックする。

  4. 「ネットワークとインターネット」の[実行する]をクリックする。

  5. 表示された画面の内容に従って、問題の解決を進める。

Windowsのトラブルシューティング ツールを実行する

ネットワークに完全に接続していない

無線LANアクセスポイントに接続中には、システム トレイにが表示されます。そのまましばらくお待ちください。
の表示が長く続く場合は、をクリックして、接続している無線LANアクセスポイントの[切断]をクリックしてください。
その後、接続する無線LANアクセスポイントを再度クリックして、[接続]をクリックしてください。

プロトコルやネットワークの設定が正しくない

IPアドレスやDNSサーバーなどを指定する場合は、次の手順で正しく設定されているか確認してください。

Wi-Fi(無線LAN)アクセスポイントが使用するチャンネルが異なっている

無線LANアクセスポイントで設定したチャンネルが、本機に搭載されている無線LANで使用できるチャンネルの範囲から外れていると、通信を行うことができません。
本機で使用できるチャンネルは、次のとおりです。

通信規格 使用チャンネル
IEEE802.11a/n/ac/ax 36/40/44/48チャンネル(W52)
52/56/60/64チャンネル(W53)
100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140/144チャンネル(W56)
IEEE802.11b/g/n/ax 1~13チャンネル
IEEE802.11ax(6GHz帯) 1/5/9/13/17/21/25/29/33/37/41/45/49/53/57/61/65/69/73/77/81/85/89/93チャンネル

無線LANアクセスポイントが使用するチャンネルについては、お使いの無線LANアクセスポイントのマニュアルをご覧ください。

Wi-Fi(無線LAN)アクセスポイントにMACアドレスを登録していない

無線LANアクセスポイントの設定によっては、あらかじめ本機のMACアドレスを登録しておく必要があります。その場合は、無線LANアクセスポイントに付属の説明書に従って、MACアドレスを登録してください。
本機のMACアドレスの確認方法は、「MACアドレスがわからない」をご覧ください。

Wi-Fi(無線LAN)を使うアプリケーションソフトどうしが競合している

USB無線LANアダプターなどに付属のアプリケーションソフト、または「クライアントマネージャ」がインストールされている場合は、次の手順で競合しているアプリケーションソフトを削除してください。

  1. (スタート)- (設定)をクリックする。

  2. Windowsの「設定」の左のメニューから(アプリ)をクリックして、右の(インストールされているアプリ)をクリックする。

  3. 競合しているアプリのをクリックして、表示された[アンインストール]をクリックする。

  4. 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックする。

    標準ユーザーでサインインしている場合は、管理者のパスワードを入力してください。

  5. 表示された内容に従ってアプリを削除する。

ネットワークブリッジが作成されている

ネットワークブリッジを使わない場合は、ネットワークブリッジを無効にするか、削除してください。

ユーザーの切り替え機能を使った

ユーザーの切り替え機能を使って別のユーザーに切り替えると、無線LANが使えなくなる場合があります。その場合は、すべてのユーザーをサインアウトした後、本機を再起動してください。