ワイヤレスWANを使う
ワイヤレスWAN搭載モデルでは、LTEや5G回線を使ってデータ通信ができます。
ワイヤレスWAN搭載モデルには、nanoSIMカードスロットの位置に「nanoSIMカードラベル」が貼り付けられています。お使いの機種がワイヤレスWAN搭載モデルであることを確認するには、「nanoSIMカードラベル」を確認してください。nanoSIMカードスロットの場所は「nanoSIMカードをセットする」をご覧ください。
eSIM対応機種でeSIMを使用してデータ通信を行う場合は「eSIMでワイヤレス通信を行う」をご覧ください。
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本機のワイヤレスWANが5Gに対応している場合
5Gに対応したnanoSIMカードを使用してください。
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本機のワイヤレスWANが5Gに対応していない場合
LTEに対応したnanoSIMカードを使用してください。
※異なる回線の契約では通信できないことがあります。
本機のワイヤレスWAN機能にSIMロックはかかっていません。
使用上のお願い
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本機のワイヤレスWAN機能は日本国内でのみご利用ください。
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nanoSIMカードを使用する場合は、用途に応じたnanoSIMカードをお使いください。
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ワイヤレスWAN機能を使わないときは、こまめにワイヤレスWANを無効にすることをお勧めします。ワイヤレスWANが有効の場合電力が消費され、バッテリーでの駆動時間が短くなります。
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本機のワイヤレスWAN機能は無線を使用しているため、電波の届かない場所(トンネル、地下、建物の中など)では利用できません。屋外でも電波の弱い場所では利用できないことがあります。また、高層ビルやマンションなどの高層階で見晴らしのよい場所であっても利用できないことがあります。
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電波が強く、電波状態が良好で移動せずに使用している場合でも、通信が切断することがあります。
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お使いの環境によっては、通信速度が遅い場合があります。
nanoSIMカードをセットする
次の手順でnanoSIMカードをnanoSIMカードスロットに挿入してください。
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本機の電源をオフにする。
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nanoSIMカードスロットのカバーを開ける。
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nanoSIMカードスロットにnanoSIMカードをセットする。
メモ-
nanoSIMカードを取り外す場合は、nanoSIMカードを押し込み、手を離すとカードが少し飛び出します。飛び出したカードを引き抜いてください。
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nanoSIMカードスロットのカバーを閉じる。
nanoSIMカードでワイヤレス通信を行う
nanoSIMカードを利用したワイヤレスWAN通信を行う場合は、APN(Access Point Name:アクセスポイント名)の設定が必要です。次の手順でAPNを設定してください。
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nanoSIMカードを本機に取り付けたときにワイヤレスWANの設定が自動的に行われた場合でも、APN設定を追加してご契約のプロバイダーが提供するインターネット接続情報を入力してください。
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eSIM対応機種で、eSIMでワイヤレスWAN通信を行う場合は、「eSIMでワイヤレス通信を行う」をご覧ください。
※画面はeSIM対応機種です。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックする。
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[携帯ネットワーク]を右クリックする。
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表示された[設定を開く]をクリックする。
Windowsの「設定」の「ネットワークとインターネット > 携帯電話」が表示されます。
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eSIM対応機種の場合は、nanoSIMカードを選択する。
nanoSIMカードを次の手順で選択します。
重要-
初めて使用するnanoSIMカードに切り替えた場合、「モバイル ブロードバンド デバイスの設定」などの通知が表示され、デバイスの設定が実行される場合があります。
SIMの切り替えとデバイスの設定が完了するまで、再起動やシャットダウンはしないでください。
「この SIM カードの携帯データ ネットワークを使う」の設定を[SIM 1]にします。
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SIM 1:nanoSIMカード
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SIM 2:eSIM
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「Windows で接続を維持する」のスイッチをクリックしてオフにする。
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「その他の携帯ネットワーク設定」にある[携帯電話会社の設定]をクリックする。
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[APN を追加]をクリックする。
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ご契約の通信事業者が提供するインターネット接続情報を「APNを編集」に入力して、[保存]をクリックする。
「APNの種類」は[インターネットおよびアタッチ]を選択します。
上記の選択肢がなければ[インターネット]を選択します。 -
[保存]をクリックする。
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左上の
をクリックして「携帯電話」画面に戻る。
以上でワイヤレスWANが利用できます。
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ワイヤレスWANを使用する場合は、 機内モードを[オフ]にして、携帯電話を[オン]にしてください。
eSIMでワイヤレス通信を行う
<eSIM対応機種のみ>
eSIM対応機種では、オンラインでeSIM契約をするとワイヤレスWAN通信がすぐに利用できます。nanoSIMカードを入手する必要がありません。
通信事業者のサービスによっては、本機のeSIMによる通信に対応していない場合があります。通信事業者とご契約される前に、対応状況を必ずご確認ください。 弊社で動作確認済みの通信事業者については、下記サイトをご覧ください。
https://faq-pc-support.connect.panasonic.com/faq/show/617
eSIM契約はお使いのパソコンの通信回線に対応した契約を選択してください。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックする。
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[携帯ネットワーク]を右クリックする。
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表示された[設定を開く]をクリックする。
Windowsの「設定」の「ネットワークとインターネット > 携帯電話」が表示されます。
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「この SIM カードの携帯データ ネットワークを使う」の下にあるメニューをクリックして、[SIM 2](eSIM)をクリックする。
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SIM 1:nanoSIMカード
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SIM 2:eSIM
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「その他の携帯ネットワーク設定」の[eSIM プロファイル]をクリックする。
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[プロファイルの追加]をクリックする。
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[携帯電話会社から提供されたアクティブ化コードを入力する]を選択し、[次へ]をクリックする。
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通信事業者から、事前に取得した二次元バーコードをカメラにかざしてスキャンする。
または、アクティブ化コードを入力してください。
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二次元バーコードをスキャンした場合は、アクティブ化コードは自動的に表示されます。
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[次へ]をクリックする。
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画面の指示に従って、プロファイルをダウンロードする。
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ダウンロードしたプロファイルの[使用]をクリックする。
以上でワイヤレスWANが利用できます。
上記の設定をしてもワイヤレスWANに接続できない場合は、次項目の「ワイヤレスWAN接続のAPNを設定する」を参照して、APNを設定してください。
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ダウンロードしたプロファイルは、「eSIM プロファイル」画面で確認できます。
また、ダウンロードしたプロファイルのアイコンをクリックすると、ICC IDが表示され、プロファイル名の編集や削除などができます。
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(スタート)-
- [モバイル通信プラン] をクリックすると、「モバイル通信プラン」アプリが起動します。このアプリを使用すると、通信事業者を選択して契約とプロファイルのダウンロードができます。
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設定したプロファイルは本機内に保存されます。Windowsを再インストールしたり、本機を廃棄・譲渡したりするときは、プロファイルを消去してください。
ワイヤレスWAN接続のAPNを設定する
eSIMを利用したワイヤレスWAN通信を行う場合は、APN(Access Point Name:アクセスポイント名)の設定が必要になる場合があります。その場合は、次の手順でAPNを設定してください。
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eSIMのプロファイルによっては、APNの設定が自動的に行われ、ワイヤレスWAN通信ができる場合があります。その場合は、APNの設定は不要です。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックする。
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[携帯ネットワーク]を右クリックする。
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表示された[設定を開く]をクリックする。
Windowsの「設定」の「ネットワークとインターネット > 携帯電話」が表示されます。
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「Windows で接続を維持する」のスイッチをクリックしてオフにする。
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「その他の携帯ネットワーク設定」にある[携帯電話会社の設定]をクリックする。
-
[APN を追加]をクリックする。
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ご契約の通信事業者が提供するインターネット接続情報を「APNを編集」に入力して、[保存]をクリックする。
「APNの種類」は[インターネットおよびアタッチ]を選択します。
上記の選択肢がなければ[インターネット]を選択します。 -
[保存]をクリックする。
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左上の
をクリックして「携帯電話」画面に戻る。
以上でAPNの設定は完了です。
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ワイヤレスWANを使用する場合は、 機内モードを[オフ]にして、携帯電話を[オン]にしてください。
ワイヤレスWAN機能を有効/無効にする
ワイヤレスWAN機能は、無線機能が有効のときに使用できます。
機内モードで、無線機能全体の有効/無効を切り替えてください。
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ワイヤレスWAN機能を使わないときは、こまめにワイヤレスWANを無効にすることをお勧めします。ワイヤレスWANが有効の場合は電力が消費され、バッテリーでの駆動時間が短くなります。
ワイヤレスWAN機能を有効にする
次の手順でワイヤレスWAN機能を有効にします。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックして、
(機内モード)をクリックする。(すでに[オフ]の場合は、この操作は不要です。)
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(携帯ネットワーク)をクリックして[オン]にする。(すでに
(オン)の場合は、この操作は不要です。)
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無線機能は、システム トレイの
をクリックして表示される「クイック設定」と連動しています。
各ボタンを右クリックすると[設定を開く]が表示され、クリックすると該当するWindowsの「設定」画面が表示されます。
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【Fn】+【F8】で機内モードをオン/オフできます。
ワイヤレスWAN機能を無効にする
ワイヤレスWAN機能だけ無効にする場合
次の手順で「携帯ネットワーク」をオフにします。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックする。
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(携帯ネットワーク)をクリックして[オフ]にする。
無線機能全体を無効にする場合
次の手順で機内モードをオンにします。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックして、
(機内モード)をクリックする。
無線機能が無効になり、システム トレイのアイコンが
(機内モード)に変わります。
次の手順でも機内モードを切り替えできます。
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(スタート)-
(設定)をクリックする。
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Windowsの「設定」の左のメニューから
(ネットワークとインターネット)をクリックして、右の
(機内モード)のスイッチをクリックしてオンにする。
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【Fn】+【F8】で機内モードをオン/オフできます。
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ワイヤレスWANを使うには、セットアップユーティリティの「詳細」メニューで[無線設定]を選び、サブメニューの[ワイヤレスWAN]を[有効](工場出荷時の設定)に設定してください。
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電波の状況によっては、ワイヤレスWAN機能が無効になるまでに時間がかかることがあります。
ワイヤレスWANに接続する
ワイヤレスWANを使用するときは、携帯電話回線の電波が届く圏内で行ってください。
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックする。
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[携帯ネットワーク]を右クリックする。
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表示された[設定を開く]をクリックする。
Windowsの「設定」の「ネットワークとインターネット > 携帯電話」が表示されます。
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接続に使用するSIMをnanoSIM・eSIMから選択する。
「この SIM カードの携帯データ ネットワークを使う」のメニューをクリックして、使用するSIMを選択します。
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SIM 1:nanoSIMカード
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SIM 2:eSIM
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[接続]をクリックする。
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[Windowsで接続を維持する]がオンの場合、ワイヤレスWANが使用できる状態のとき、無線LANによる接続がない場合はワイヤレスWANに自動的に接続します。
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「Wi-Fiが良好でないときはいつでも携帯ネットワークを使用する」をオンにすると、無線LANによる接続がない場合か、無線LANによる接続がワイヤレスWANによる接続より遅い場合にワイヤレスWANでインターネットに接続します。
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「圏外」と表示され[接続]がクリックできない場合があります。電波が届いている場所の場合、しばらく待ってからクリックしてください。
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状況によっては接続に失敗することがあります。その場合は、再度[接続]をクリックしてください。
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休止状態からのリジューム直後はワイヤレスWANの設定に失敗する場合があります。その場合は、60秒後に再度設定してください。
ワイヤレスWANを切断する
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システム トレイの
(クイック設定)をクリックして、
(携帯ネットワーク接続の管理)をクリックする。
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[切断]をクリックする。
[切断]が表示されていない場合は、[Windows で接続を維持する]のチェックマークを外す。
メモ-
Windowsの「設定」画面でも切断できます。
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(スタート)-
(設定)をクリックする。
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Windowsの「設定」の左のメニューから
(ネットワークとインターネット)をクリックして、右の
(携帯電話)をクリックする。
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[切断]をクリックする。
[切断]が表示されていない場合は、「Windows で接続を維持する」のスイッチをクリックしてオフにします。
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通信を切断しなかった場合、ご契約の料金プランによっては通信料が高額になる場合があります。